| ジュエリー、宝石の工房や加工職人について書いてみたいと思います。
台東区役所は住民の2割が外国人と発表しているそうです。御徒町ジュエリー地区も大いにその数に貢献しています。外国人と言っても六本木のような白人やブラックではなくアジア圏の人たちだからちょっとみてもすぐ外国人とわかりません。多いのは韓国、インド、東南アジア。
横断歩道などで信号待ちしていてもふっと耳をすますと意味不明なLanguage。 ここは日本か???
なかでも加工職人は圧倒的に韓国人が多い。 韓国職人組合なるものもあります。なんのために設立されたのか、どんな活動をしているのかはわかりません。私も、入りませんか?などど誘われたこともあります。日本人も組合員になれるのね?!
もちろん日本人の職人さんもたくさんいらっしゃいます。
最近は腕が良くて、センスの良い(大事!)職人さんが少ない。工房の数もめっきり減りました。
それでも一昔前の、量産品は陰を潜めたので、どちらかというと一点物を扱う工房やひとりでコツコツ職人気質でやっているところは存続しているような気がします。どんなに上手くても人として信頼の出来ない職人はバツです。私はお付き合いしません。けっきょくは人間性だな、とつくづく感じます。
@手造り職人
最初から最後まで彫り留め以外すべてこなす職人。上手な人からセンスのない人までいろいろ。 プライドが高い人も多く、特に韓国人では男尊女卑の精神がまだまだ強い国だから色々と難しい人も多い。若い人が少なく、若手が全然育っていないのが現状。学校を出てもひとりで食べていける手造り職人になるのは時間も忍耐も必要。経験がモノをいう世界ですから。大切なジュエリーを託すわけだから人間性は重要。
A座巻き職人(HPのざまきドットコムはここから来ているんだ!)
準手造り職人。量産の商品などセンターストーンの簡単な石座を作ったり、キャストパーツを組み立てたりする職人。今は以前のように大量に作る商品が少なくなっているので仕事は以前に比べて減っている。
B彫り留め・彫り職人
彫り留めという留め方専門の石留め職人。 忍耐の要る仕事です。若い人も多い。地金に彫り模様を施したり文字を彫ったりする職人。
C仕上げ職人
主にキャスト製品の仕上げを専門におこなう職人さん。一日の終わりには手はもちろん顔も鼻の中も真っ黒だ。ジュエリーは仕上げの良し悪しでぐっと変わってきます。
D修理職人
サイズ直しをはじめとする各種修理専門の職人。経験が必要。これらの職人がすべて在籍する大きな工場もあるし個人でやってる人もいる。もちろん日本人の職人さんもたくさんいらっしゃいます。日本の職人さんとは加工手順、道具などでも違います。
最近はキャドでデザインを書いて原型やジュエリーを造ることができる機械も登場してきましたしレーザーも一般的になりましたが完成度はどうでしょうか?
海外の一流ブランドなどはじょうずにこれらの最新技術と融合させていると推測するけれど良いものを造るため、という目的意識がはっきりしているのでとても良いと思うが、日本ではまだ一歩その域に達していないのではないのでしょうか。
すべての職人、工房について言えることだけど上手、下手はある。これはしょうがない。 まじめに丁寧にやってくれる工房、職人はすばらしいし、出来上がったものを見れは気持ちが入ったものかどうかはすぐ分かります。職人といえども人間ですから調子の良い時もあるだろうし、そうでない時もある。私自身も自分で作るので職人さんの気持ちもよく分かります。
造りを発注する側の知識不足でもめる事も多いようです。反対に知識不足を逆手に取られて丸め込められたという話も聞きます。イメージ通りに仕上がらないときはやはりキッチリとしたデザイン画や製図を書いて依頼したほうがいいでしょう。それでも微妙な曲線や伝えきれない事も。。。。
そんな時は自分で作る。
職人さんはあくまでも作る人。デザイナーではないし最近の流行やファッションテイストに精通した人はほとんど居ませんからコミュニケーションは重要です。デザイナー、コーディネイター、職人がそれぞれ100%の力を発揮すればいい物が作れるわけです。日本でもヨーロッパのように職人のステータスが向上すればより良いジュエリー文化が根付くのではと考えるこのごろです。
どの物についても言えると思いますが、工房としてのステータスがこの日本で上がる事を期待したいです。
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